2014年10月13日

きょうのひよさようなら

前回実家に行った際、むか〜〜しから実家の小屋に放り入れられていたタンスの引き出しが捨てようとされていました。
古いガラクタを見ると、猛烈に心ときめく私は、取っておいてもらうことにしました。 
ネズミのフンまみれなので、洗おうとすると後ろ側に鉛筆で書いた文字が浮き上がってきました…。

P1010189.jpg

 
昭和四年八月二六日朝からしかられ、心持ち悪い

いや、私が悪いのだ


 
私は、最初お嫁さんのグチかと思ったのですが、夫や母とおしゃべりして、おそらく子供の落書きだろうとなった。 
ほかにも右(昔のタンスは左右が決まっていた)とか、吉●タミコとか、書いてあります。 
名前は、おそらくタンスの持ち主の名前だろうと思うけど、書きなぐったような適当な書き方。 
吉●は、私の実家の名字でもあるけど、我が家がこの家に越してきたのは曾祖母の代だというし、多分昭和4年ごろには未だ前の住人が住んでいたのだと思う。 
私の生まれた家は、私が生まれる20年ほど前に古材を寄せて建てたもので、敷地には下が土間の一軒の建物が割と最近まで小屋として残してあった。
 
この古い家は、安政4年(確か)に建てられたか、またはその家の古材を使って建てたものらしく、柱の梁に墨書きがしてあった。 
一階では家畜を飼っていたらしく、閂をかけるくぼみが柱についていたり、二階の屋根裏に部分にも立って入れるようになっていて、昔はそこで蚕を飼っていたらしい。 
曾祖母が織ったという下品な羽二重を一着私はもらっている(そんな品とは知らなかったので、切って売ったりした)
件の引き出しは、父が作業場ののこぎりなどを適当に放り込んでいたタンスだったけど、多分もとはこの小屋にあったものだと思う。 
 
 この落書きの行間の乱れ方などから、多分10歳〜13歳くらいの気がします。 
たとえば昭和四年に15歳だったとしたら、現在100歳。 
 
この人が誰で、この人の子孫がどうしているのか、と〜っても気になります。 
これは、探偵ナイトスクープに頼むしかないね!
  
 
実家には、一度この落書きの人物かもしれない人が訪ねてきたことがあります。
子供夫婦らしき人に連れられてやってきて、「ほら、もうここには知らない人しか住んでないよ、分かったよね?」と言われて、泣く泣く帰って行ったそうです。
ボケてきて、どうしても村に帰りたいというので連れて来たという事だったそうです。

 
他にも、昔ここに疎開していて懐かしくなって来てみたという夫婦連れ?が訪れたことも(この人たちは私も会ったが、母は知らないと言っているので、ボケて来た人と同じ人物かもしれない)
私たちが知らないだけで、この人たちの子や孫がどこかに居て、以前別の場所に住んでいたらしい、とか、疎開先を訪ねて行ったなんて話を聞いたりするんでしょうね。
 
最近、私と私の同級生の曾祖父(明治3年生まれ)がいとこ同士だったという話を聞いてびっくりした。
他にも親しい友人二人の祖父が、実はいとこ同士で、同じ日に亡くなり火葬場で友人二人が出くわして実は両家は親戚だった!という話になりびっくりした!などと。 
 
こんな園芸ブログでこんな話をしても仕方ないんですが、年齢が上がるにつれ、去りゆく人の悲哀というものを感じるようになって、流れ下る川のようになくなってしまう瞬間の事を少しでも掌にすくい上げておきたいという気持ちになって来たのです。

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posted by SIZUMI at 12:41 | Comment(0) | ☆日々こもごも
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